【幼児・児童向け】おすすめ絵本5冊紹介

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幼児・児童向けのおすすめ絵本

子どもに良い絵本を沢山読ませたいと思い、以前、毎月数冊の絵本が自宅に届く〈配本サービス〉を利用していました。
具体的には、絵本の定期便『童話館ぶっくぶらぶ』なのですが、このサービスは、各年齢に合った良質な絵本をセレクトして送ってくれるというもので、図書館に置いてない本や本屋さんの店頭で見かけないような本が届きました。
私の場合、たとえその本を見ていたとしても、良質な絵本を選ぶ目を持っていないため、自分で手に取って読むかどうか・・・という感じなので、とても有り難いサービスだなぁと思い利用していました。

ちなみに、良質な絵本とはどのようなものなのか・・
ぶっくくらぶの公式ウェブサイトより引用・紹介させていただきます。

「ぶっくくらぶ」が届けるもの
What “BOOK CLUB” delivers


良質な絵本

私たちは「絵」「言葉」「物語り」という

3つの柱を大切にしています。

  • 絵が、子どもに見つめられるに足る美術であること
  • 言葉が、洗練された美しい日本語であること
  • 物語りが、その年ごろの子どもの心の世界と真に響き合っていること

「童話館ぶっくくらぶ」の配本コースには、そのような絵本・本が選定されています。


[出典] 童話館ブッククラブ公式ウェブサイト https://douwakan.co.jp/bookclub/

家に届く本はほぼ初めて読む本ばかりで、毎回

サチホコママ
こんな本もあるんだー

と思いながら新鮮な気持ちで読み聞かせをしていました。(字が読めるようになると、子ども1人で読んで楽しんでいました)

配本サービスで届く本はどれも、次の世代にも引き継いでいきたいと思えるような本ばかり。
何年経っても見飽きることのない個性的で味のある絵と、美しい日本語で描かれていました。

そのため、1度読んで「もう、いいや」と思うような本はほとんどなく、沢山の絵本を読めば読むほど、それらの絵本の素晴らしさを実感します。

今回は、配本サービスで届いた絵本の中から、印象に残ったおすすめの本を5冊ピックアップして紹介します。
絵本選びの参考にしていただけると幸いです♪

とっときのとっかえっこ

絵本「とっときのとっかえっこ」画像01

主人公は、お隣に住むおじいさんと女の子の赤ちゃん。月日を追って変化していくこの2人の関係性を描いた物語です。

おじいさんはお隣の赤ちゃんをカートに乗せて散歩に連れて行ったり一緒に遊んだり・・・いつも一緒に過ごしていたため近所の人たちに「ハムエッグ」と呼ばれていました。
女の子が学校にあがっても交流は続きますが、年月の経過に伴い、今度は女の子がおじいさんの車いすを押して散歩に出かけるようになります。

長い年月を経ても変わらない2人の交流に心が温まる物語です。

絵本「とっときのとっかえっこ」画像02
[出典] とっときのとっかえっこ

この絵本を通して、当たり前の時の流れや人生の一部を客観的に見たような感じがして、読み終わった後、子どもよりも私自身が「ジーン・・・」と余韻に浸ってしまいました。

個人的には感動の要素が強かった絵本です。
親子で温かい気持ちになれる絵本ではないかと思います!

まほうのなべ

絵本「まほうのなべ」画像01

おかあさんと娘の2人暮らしの親子の家は貧しく、食べ物に困っています。
そんなある日、娘が森で怪しげなおばあさんからなべをもらって帰ってきました。
なんと!これは火にかけて呪文を唱えるとオートミールが煮えてくるという不思議ななべで、それ以来、おかあさんと娘が食べ物に困ることはなくなりました。

しかし、おかあさんが1人で家に居る時にそのなべを使って食事をしようとすると、思わぬハプニングが起きます・・・

絵本「まほうのなべ」画像02
[出典] まほうのなべ

わが家の子どもは幼稚園でこの話を読み聞かせてもらっていたようなのですが、私は、届いた絵本を読んで初めて“まほうのなべ”のお話を知りました。
空のなべを火にかけると食べ物が煮えだしてくるという想像もつかないような面白いお話に、思わず感心してしまいました。

色彩や味のある絵がステキで、手元に置いておきたい一冊になりました!

オリバーくん

絵本「オリバーくん」画像01

(下の画像にあるように)ふくろうのオリバーくんが「ぼく みなしご」と話すページから始まるこの絵本。この冒頭部分でまず心を掴まれます。

さらに読み進めていくと・・・この後の展開に

サチホコママ
ふくろうのオリバーくん、面白いー!!

と親子で大笑いしてしまいました。

それまで、絵本を読んでいて親子で大笑いすることはほとんど無かったのですが、この絵本は構成がユニークで面白い!と思いました。

絵本「オリバーくん」画像02
[出典] オリバーくん

ストーリーは、(ざっくりとですが)周囲の大人がオリバーくんに対して抱いている将来の職業への期待・意見・考えなどがあるのですが、オリバーくん自身はそれらを聞き入れながらも、最終的に自分がなりたいと思う職業を見つけるという内容です。
“子どもの将来は、周囲の大人ではなく自分自身で見つけて決める!”というメッセージが、子どもにも伝われば良いなと思います。

オリバーくんは、素直で賢くて面白い性格なんだろうなぁ・・と、絵本を読みながら想像していました。
独特の絵が魅力的で、また、文字が大きくて字数が少ないので、小さな子どもでも飽きずに最後までお話を読める・聞ける絵本なのではないかと思います。

ぼくはワニのクロッカス

絵本「ぼくはワニのクロッカス」画像01
サチホコママ
ワニが主人公のお話って結構少なくない・・?

そう思い、興味を持って読んだ本です。
ワニというと、見た目で“怖い!”と思われてしまうのが一般的ですが、このワニのクロッカスくんは(“クロッカス”という名前からも想像が付くかもしれませんが)お花が好きな心優しいワニなのです。

絵本「ぼくはワニのクロッカス」画像02
[出典] ぼくはワニのクロッカス

クロッカスくんは、外に出たいと思っているのですが、見る人見る人を怖がらせてしまうため、なかなかそれを実現できません。
そんな中、出会った生き物たちの協力を得て外の世界で過ごすことが実現し、本人の努力・行動により人間との交流もできてしまいます!
温厚な性格が周囲の助けを引き寄せ、また、自身のアイデアで“堂々と外に出て好きな事をしたい”という夢・希望を実現させていくクロッカスくんのお話を読んで、私も、叶えたいことがあるなら先ず行動しないといけないなと改めて思いました。(子どもにも、そのように思ってもらえていたら良いのですが・・)

字は小さめで文字数が多い絵本なので、小さなお子さんには、はじめは読み聞かせをしてあげると良いのかなと思います。
ワニ好きのお子さんに、オススメの絵本です!!

いろいろへんないろのはじまり

絵本「いろいろへんないろのはじまり」画像01

カラフルな色が存在せず灰色だけの世界だった「はいいろのとき」に、魔法使いのおじさんが青い色を作り出し、青色だけの世界の「あおいろのとき」が始まりました。
次に黄色を作り出して、黄色だけの世界の「きいろのとき」が始まり、その次に赤色を作り出して、赤色だけの世界の「あかいろのとき」が始まるという・・・色の三原色を題材にした絵本です。

絵本「いろいろへんないろのはじまり」画像02
[出典] いろいろへんないろのはじまり

青色一色の世界では、みんななんだか悲しい気持ちになって笑いがなくなってしまい、黄色一色の世界では、みんな目がチカチカして頭が痛くなってしまいました。
また、赤色一色の世界では、みんな怒りっぽくなり、殴り合いや言い合いなどが起こってしまいます。

ある日、今まで作った青色・黄色・赤色が偶然混じり合ったことをきっかけに、魔法使いのおじさんは異なる色を混ぜ合わせることで沢山の色を作ることができました。
それをみんなに分け与えたところ・・・現在のようなカラフルな世界になったというお話です。

個人的には、色の三原色を題材として、各色が人々に与える影響やその風景(単色の景色とカラフルな景色)を描いた面白い絵本だなと思いました。
色に興味を持っているお子さんや絵が好きなお子さんにはもちろんですが、特段そうでなくとも、普段何気なく目にしている景色やその色に興味を持つキッカケにもなるのではないかと思います。

こちらの絵本も字が小さくて文字数が多めなので、小さなお子さんには、はじめは読み聞かせをしてあげると良いかと思います。

まとめ

今回は、絵本や本の定期便『童話館ぶっくぶらぶ』で届いた絵本や本の中から、おすすめの5冊を紹介しました。
ちなみに、絵本や本の定期便『童話館ぶっくぶらぶ』は、およそ0歳~1歳向けの《たんぽぽコース》から、およそ14歳~15歳向けの《大きいジュニアコース》まで幅広い年齢に対応した配本コースがあります。
家の中の本を収納するスペースが少なくなってしまったため、現在この配本サービスを一時お休みしているのですが、スペースに余裕ができたらぜひまだ始めたいと思っています。

よく読み終えた本や絵本などは本の買い取りサービスに出したりするのですが、この『童話館ぶっくぶらぶ』で届いた絵本は、子どもが大人になるまで、また、孫ができるまで大切にとっておきたいと思ってしまう素敵なものばかりなのでそれが出来ない・・・
収納スペースを作らなくては、ですね
頑張ります!!