本ページはプロモーションを含みます
当ページでは、『子どもに本好きになってもらうための方法 “ちょっとしたコツ&できること” 』をまとめてみました。
おかげさまで幸いなことに、わが家はその想いを上手く実現へと導くことができました。
そして、その副産物(?)として、子ども自ら「これやってみたい!!」と書店で 『ドリル本』 を手に取り、購入してみると実際に “とても熱心&スゴイ集中力” で『ドリル本』に取り組んだりするようになりました。
そこで、つたない手探りの経験談ではありますが、“子どもが『大の本好きっ子 』に育った方法” が、少しでもどなたかの “お役に立てれば” の想いから、その経験を当ブログで公開してみました。
皆さん既に実践されていることも多いかなぁ? との思いもありますが・・
それはそれで、実際に体験をしての “検証済みの内容” として受け止めていただければ、と。
また、それなりに “オリジナル” かなぁ、という内容もあるとは思います。
各ご家庭で実践ずみの内容については、当ページを参考にしていただき、それぞれのお子さんのひとり一人の個性に合わせて、“わが家流のアレンジを施したオリジナル=マネジナル [真似とオリジナルを合わせたわが家の子どもの造語 (笑) ] ”として、役立てていただけると幸いです。
子どもに『本好き』になってもらいたかったその動機
なんで『本好き』になってもらいたかったといえば、1番の理由はシンプルなもの。
子どもに「勉強しなさい!」と言いたくなかったからです。
きっと、親・大人となった私たちの誰もが、幼い頃の我が身を振り返ってみて「うんうん」と頷くことでしょう、あの頃の自分の気持ち。
親に「勉強しなさい!」と言われると・・途端に・・
ヤル気が消えていくあの体験・・・
幼い頃の自分が感じたそのような思いをさせることなく、子どもが『自分で進んで自然に、学び(勉強)は楽しい!』と感じてくれるようになれば、と願っています。(冒頭でふれたように『本好き』になると自然とそう育ってくれるようです)
そして、そのためには『本好きっ子 』に育ってもらうのがよいなぁ、と考えたでした。
『本好き』な子どもになってもらうために実践したこと(&コツ?)
具体的には以下のような方法です。
(当記事ページは『 乳児~幼児期編 』として、“アンダーライン” のある1)~5)の内容を扱っています)
- 読み聞かせでリラックス
[わが子をヒザの上に乗せて] - 子どものペースで楽しみ
[かけがえのない時を味わい心持ちで] - 公共図書館をフル活用!!
[プレイルーム有りの施設を探す] - 仕掛け絵本もフル活用!!
[おもちゃの一種として慣れ親しむ] - シリーズ本で興味を継続
[図書館行きたい!モチベーションに] - 図鑑で興味の奥行きをUP
[色んな○○があって楽しいね~] - リテラシーで楽しみ倍増
[ “あった~!” の楽しさを共有] - 本と体験を結んで楽しむ
[図鑑を持って公園や動物園・水族館へ] - ダジャレやクイズは味方
[次のレベルへのとても自然な入り口に] - キャラクターも強い味方
[難しそう・・を “面白そう” へ]
次に、それぞれの内容をより詳しく案内したいと思います。
※当記事ページは『乳児~幼児期編』として、1)~5)の内容を扱っています。
読み聞かせでリラックス [わが子をヒザの上に乗せて]
親にとって『子育て・育児』は、とても素晴らしい経験なのですが、同時にとって~も大変な体験であるのもまた事実かと。正直・・生真面目に取り組んでばかりいては、とても体がもちません
そこで実践していたのは “何事も気の持ちよう” と考えて、子どもが学び・本・読書を好きになるための基本中の基本の『読み聞かせ』を、《わが子の将来のために~!!》と気張って行うのではなく、夫婦ともに “わが子のヌクヌク体温” と “乳幼児期特有のとってもよい香り(体臭)” 楽しむ『リラックスタイム』と思い(思い込んで?)、積極的に行ったことです。
特に夫にとっては、オムツ代えなどの役目よりよっぽど楽しい役回りだったようで、「われ先に~」という感じの時も多々あったかと
また、ご存知のように、
乳幼児にとって “スキンシップ” は、
健やかなココロを育む大事な栄養素
具体的には、
当ページの冒頭にある “イメージ画像” の『○』つきのスタイルのこと。
『○』つきの右上段のスタイルを塗りつぶしの『▲』としているのは、この形だとスキンシップ効果を得られないから。また、その下段のスタイルは一定のスキンシップ効果はあるのですが、“ヒザの上に乗せての読み聞かせ” ほどの効果はないため『△』としています。
その他、ベッドやお布団に寝かせた状態で『読み聞かせ』をするのもよいと思いますが、どうせなら、“大切なスキンシップ効果” と “親自身も癒される効果” の相乗効果がある「わが子を“ヒザの上に乗せての『読み聞かせ』”が両得かなぁ~」と考えて実践をしてました。
でも・・せっかくヒザの上で寝ついてくれたのに、ベッドへと移すとその途端に泣きだすんですよね・・
このサイクルには当時、心が折れそうになることも度々ありましたが、冷たい布団に急に置かれることによる“温度差”に問題があるとのアドバイスなどを得て、あらかじめわが子をタオルケットに包んだ状態で『ヒザ上読み聞かせ』をするなどの工夫をして、なんとか乗り越えてきました。(それでも泣く時は泣くんですけどね )
今にして思うと、逆にそれだけ、“スキンシップ=人肌の温もり” というものがこの時期には特に大切だったのだと、「当時頑張っておいてよかったかなぁ~」と感じています。
1つ心掛けていたのは、
『ヒザの上に乗せて読み聞かせ』をする時には1歳になる前からも、
『認識しているかのような気持ち』
を持って読んでいたことでした。
なお、わが家では乳児期だけでなく、幼児期に入っても子ども能動的に応じてくれているうちは(嫌がったりし始める時期がくる前は)、積極的に『ヒザの上に乗せて読み聞かせ』を実践していました。
重くなってくると・・ヌクヌク感の癒し効果より、シンドイ感のほうが勝る場合も出てきましたが・・
子どものペースで楽しもう [かけがえのない時を味わう心持ちで]
この点は、先にふれた “わが子が『文字を認識しているかのような気持ち』を持って読んでいた” との内容とかなり重なりますが、『その気持ちを持って読む』ということは、“子どもの反応” をよくみながら(観察しながら)“読み聞かせをする” ということです。
この点は当初、あくまでも私たち夫婦の感覚的な感じ方であって、一般的に広く当てはまるような内容ではないのかなぁ?と、疑問を抱いていたこともあったのですが・・
ある時、ディック・ブルーナーさん作の『ミッフィー(ちいさなうさこちゃん)』や、ビアトリクス・ポーターさん作の『ピーターラビット』シリーズなどの数多くの海外の児童文学を日本に紹介した翻訳家の石井桃子さんの以下の言葉を目にしました。
『子どもたちよ子ども時代を しっかりと楽しんでください。おとなになってから老人になってからあなたを支えてくれるのは子ども時代の「あなた」です。』
そして、「やっぱり、その点は大切なことだったんだなぁ~」と、体験で得た感覚を認めてもらったように感じました。
まだまだ幼い子どもに、「そんな意志は無いのではないか」と思う気持ちもなくはなかったのですが、先入観をできるだけなくして子どもの様子をよくよく観ていると、「やっぱり、一生懸命なにかを感じ取ろうとしているよね~」と、いつも感じ入ってしまうのでした。
ただ、石井桃子さんの言葉を知って「感じた点は正しかったんだなぁ~」と想いを深めることはできたものの・・
実際に『子どもの時間』のペースに合わせるのって、大人の側からすると・・
「ちょっと・・スロー過ぎませんか?」と、なかなかにシンドク感じることも多いですよね。正直・・・
そんな時は、「いやいや、こ~ゆう風に感じることができる時間こそ、後になってきっと “かけがえのない時だった” と感じるはず!」と考え、「この瞬間をジックリ味わおう!!」と、できるだけ楽しむように努めました。
その “心持ち” に対する取り組みは、子どもが 『大の本好きっ子』 として成長をしていく様子をみるにつけ、「あの時、“楽しむ努力” をしていてよかった」と感じています。
公共図書館をフル活用!! [プレイルーム有りの施設を探す]
わが家も、子どもに与える本を選ぶ際には、まずは、
“定番本・名作” を基準としています。
ですが(あとの項目でもふれますが)、“定番本・名作” は『わが子なりの反応を確かめるための1つの基準』の位置づけと、とらえています。
“入り口” の段階で大切にしていたのは、あくまでも
『当人の好み=反応』でした。
啓蒙的な気持ちで、「この本のよさをわかるような感受性を育てよう!」と気ばったり身がまえたりするのではなく、わが子が自然と手に取る好みのタイプの本をまずは “身近に置いて触れさせる” ことが、本を好きになる第一歩かなぁ?と考えていましたので。
となると、“当人の好み=反応” を確かめるためにもまずは、文字の大きさ,文章量,フォント(書体)のタイプや、色数,色の使い方,絵柄から本のサイズ,扱っている内容のジャンルなどなど、“色々なタイプの本”を手に取らせてみる必要が出てくる・・・ということにもなります。
そこで大活躍するのは、いわずもがなの『公共図書館!!』
わが家の場合、子どもがある程度大きくなってきてからは、“週末は図書館祭り(笑)”と称して、車で1時間ほどの範囲内にある近隣の市町村の公共図書館を複数回ったりしています(多いときは4箇所)。
乳幼児期の頃は、車での移動も子どもが疲れてしまうので最も近い図書館のみを利用していたのですが、ラッキー!!なことに、その図書館には“児童用のプレイルーム・コーナー”があり、結構大きめな遊び回れるスペースといくつかのぬいぐるみ、そして沢山の絵本が並んでいる背の低い本棚がありました。
プラス、わが家の場合は『田舎暮らし』を実践しているので、人が少ないという恩恵を受け、プレイルームが “わが家貸切りスペース” となることも珍しくはなかったです。
“貸切り状態” となった際は、「これ幸い」とばかりに、十数冊の本をプレイルームの床一面に広げておいて、子どもが “どの本を手に取り・どの本に長く目を落としているか?” をジックリと観察することもできました。(この点は田舎暮らし特権!!の1つとして、田舎暮らしをオススメする点でもあります)
振り返ってみると、そのような環境があったため、当人は他に気が散ることもなく、自分の好みのおもむくままに様々な本を手に取ってみることができていたので、『本に慣れ親しむ素地』が自然と育まれていったのではないかと、そう思います。
“図書館祭り(=巡り)”を同じ日にしますとそれこそ一目瞭然なのですが、当然ながら児童用のプレイルーム・コーナーの規模や設置状況は図書館ごとに異なっています。
わが家の場合の『本好きっ子』への“1stステップ” は、
子ども が
&本は “楽しいおもちゃ”
と感じてくれたところにあったと思います。
そして、
仕掛け絵本もフル活用!! [おもちゃの一種として慣れ親しむ]
そんな『 “遊び場”としての図書館通い』を何度か続けている内に・・
手に取る絵本の中でも
『仕掛け絵本に対する反応が特によい!!』ことに気がつきました。
まだ文字を読むことができない幼い子にとっては、当然と言えば当然なことなのですが、その段階ではシンプルな内容でもストーリー展開そのものに強い興味を示すことはありませんでした。
当初は、純粋に “絵の色” や “本の紙の質感・感触”や“動き=仕掛け” を楽しんでいたかと思います。
絵本を本(読み物)としてではなく “おもちゃ” として、遊んでいました。
仕掛け絵本の “ポップアップ仕掛け” を楽しむためにめくり、厚手の紙の絵本のページをパラパラというより “パタパタパタっと” めくったり。
仕掛け絵本の “仕掛けが施されている部分” を、めくったり・クルクルと回したり・引っ張ったり戻したり・ボタンを押してみて音を出したり、などなど。
そうした『仕掛け絵本』での“遊び”を繰り返していく中で、プラス、その本の内容(ストーリー)の“読み聞かせ”を繰り返していく中で、『文字』というモノ(概念?)に自然と、慣れ親しんでいったかと思います。
“穴” の仕掛けが魅力的であることはもちろん、『絵本の魔術師』と呼ばれるエリック・カールさんの絵そのものがとてもチャーミングですよね
プラス、
絵の魔術が絵本の中だけでないのも『はらぺこあおむし』の魅力的な点!!
そうなのです。絵本以外にグッズも色々とあります。
日常の生活で利用するアイテムと 絵本の世界観 が ”ツナガル・リンク” することで、いい意味で『本』が特別なモノでなくなっていく・いるように感じました。
『本』も日用品の一部として
“子どもの生活・体になじみ溶け込んだものとしてあった” という感じでしょうか。
大人の目線からしてみれば “いささか高尚な世界” となってしまいがちな『本の世界』が、子どもにとっては “空気みたいなもの” として普通に存在していたとしたら、それはとても喜ばしいことだと思います。
そんな魔法を子どもに掛けてくれるツールとして、“絵本の関連グッズ” を上手に利用することを検討してみるのも、またオススメです。
また、日常使いとは別にプレゼントとして『ステキな絵本』を贈りたいと考えた時に、「でも絵本だけというのもちょっと物足りないかなぁ・・」と感じることもあるかと思います。
そんなときに、こうした “グッズ類も豊富に揃っている絵本がある” というのはとても便利ですよね。
さて、
話しをもう1つの『仕掛け絵本』に移します。
そして、そのシリーズ本が見事にわが子の “本のツボ” をギュ~っと押してくれました!!
いしかわこうじ さんの『これなあに? かたぬきえほん』シリーズより
『うみのいきものかくれんぼ』
この次の項目の『シリーズ本』の案内で、いしかわこうじさんの『これなあに? かたぬきえほん』シリーズの他の絵本も紹介しますが、ウチの子の場合はシリーズの中でも特に、この『うみのいきものかくれんぼ』が気に入り、その中でもまた特に、“タツノオトシゴ” が気に入ったようでした。
タツノオトシゴって独特な形なので、抜き型のサワリ心地も印象的だったのでしょうね。
そして、そして・・
この体験が後の『 海の生き物好き → 動物& 恐竜そして 虫も 植物もと続き → 生き物なんでも好き』にという流れになっていき、『図鑑好き』へと発展し、『本好っ子 』への道が大きく開けていったように思います。
本ページはプロモーションを含みます『子どもに本好きになってもらうための方法 “ちょっとしたコツ&できること” 』の内容を、2つの関連記事にてまとめてみました。当ページを《絵本でワクワク編》として理由は、わが家の子どもが『絵本・本[…]
この項目の最後に、
図書館の『仕掛け絵本』のデメリットを1つだけ。
皆さん既にご想像の通り ・・図書館の仕掛け絵本の多くは(ポップアップ系の絵本の場合は特にかなぁ?)、肝心の “仕掛け部分” が壊れてしまっているケースが多いです・・・
でも、その点はしょうがないですよね。
ですがですが、上で紹介した『仕掛け絵本』はともに、“ボードブック” というタイプの厚手の用紙が用いられている絵本ですので、とっても丈夫です。
その点も含め、0歳から3歳ぐらいまで、なが~く使うことができる絵本としてもオススメです。
(エリック・カールさんの絵本は、大人も充分楽しめますしね)
シリーズ本で興味を継続 [図書館行きたい!モチベーションに]
前の項目で紹介しました “いしかわこうじさんの『これなあに? かたぬきえほん』シリーズ” には、『うみのいきものかくれんぼ』他に、どうぶつ,むし,くだもの,のりものなどなど10種類を超える多彩なラインナップがあり、幸いなことに近所の図書館にはそのうちの6~7種類ほどがありました。
こうした『シリーズ本』はある1冊に関心を示してくれると、シリーズの他の本にも同様の反応を示してくれる場合が多いので、子どもの興味の世界がドンドン広がっていく可能性がとても高いと思います。
また、具体的にシリーズ化はされてなくとも、同じ絵本作家さんの作品であれば、どの作品も作風・ティストがよい意味で似ていてとても個性的なケースや、絵を一目みればすぐに「あっ!○○さんの作品だぁ!」とわかるケースは多々あります。
(五味太郎さんなんかはその典型ですよね。わが子も五味さんの作品の中には “お気に入り” が沢山あります)
ですので、子どもがある程度大きくなってきたら、特に『シリーズ本』にこだわる必要もなくなってくると思います。
たとえば、「次回は、また『レオ・レオニさん』の他の本を借りに行こうね~」と、絵本作家さんのお名前をあげて、子どもがその意味をちゃんと理解できているようであればOKだと。
肝心なのは、
『次回の図書館再訪のモチベーション』をあげること。
“絵本作家さん”という存在が理解できていないうちは『シリーズ本』。
“絵本作家さん”という存在が理解できるようになったら『具体的な作家名』。
という感じで使い分けたり、時には「○○作家さんの△△シリーズを」と両方を合わせて使ったりみたりと。
子どもの反応具合をよく観察してみると、わが子の “理解度の様子を知るための指針” の1つとしても、活用できるようにも思います。
『本好きになる子ども』って、その素質がある?
この点についてはあまり確かなことは言えませんが・・
わが家の子どもについては、言葉を話し始めること自体は遅めで2歳を過ぎてからでした。
その後も、最初から強く本に興味を示していたというわけではなかったです。
最初の頃に 『読み聞かせ』をした本としては、名作と評判の定番中の定番『おつきさまこんばんは』などでしたが、当初の反応としてはわりと普通と言うか、可もなく不可もなく・・という感じだったかと。
ストーリーもそうですが、絵がよい意味で “とてもシンプルで綺麗” なので、小さな子どもの心にはス~ット入っていっている印象がありました。乳児~幼児期の入門絵本として、“定番”となっているだけのことはあるなぁ~と、感じたものでした。
たとえばお孫さんや知人の1人目のお子さんなど “0歳~2歳の子ども” への “最初の本のプレゼント” としてもオススメです。
名作・定番本の『読み聞かせ』ももちろん効果があったかと思いますが、今、『本好き』になっていった過程を振り返ってみると、あまり定番や評判にこだわらなかったのは、よかったかと。
本選びの基準として、本人が『興味を示した本』とその本と『似たティストの本』を中心に “本の世界に触れさせていく” ことを優先してきたのが、とてもよかったように感じます。
素質というより “子どもの各段階の好みに添った本が身近にある” という『本環境』のほうが大事なのかと思います。
そして、そのようなプロセスを丁寧に積み重ねていった結果、気がつくと、小学校に入る前の時点で自分の名前を平仮名でまだ書くこともできてない内に、例えば “関連” “想像” や “環境” はたまた “遺伝子” などの難しい漢字をいつの間にか、ルビなしでスラスラと読んでいるようになっていました
まとめ
まとめとして、
子どもが本に接する時にどんな気持ちの状態であるかを2つに大別し、そのケースごとに、子どもが『本好き』ひいては『学び(=勉強)好き』へと育っていく可能性についてを対比表にしてみました。
子どもの状態 | 本好き可能性 | 子どもの気持ち | 『本好き』の具体的な効果 |
---|---|---|---|
能動的 (アクティブ) | (or ◎) | 「好き」 「楽しい」 「読みたい」 など | 子ども自ら進んで色々な本を選び&読む(親のオススメなしでも)。その延長線で学び(勉強)も同様に “楽しむ” |
受動的 (パッシブ) | (or △) | 「どちらでもない」 「楽しい時も」 「シブシブ」 など | 子ども自身が選ぶのは本以外のモノ(ex. テレビ・ゲーム)となる可能性がとても高くなる。学び(勉強)に対しても同様に受身になりがち(?) |
そして、当ページでは主にその中の “アンダーライン入り” の1)~5)についてふれました。
- 読み聞かせでリラックス
[わが子をヒザの上に乗せて] - 子どものペースで楽しみ
[かけがえのない時を味わい心持ちで] - 公共図書館をフル活用!!
[プレイルーム有りの施設を探す] - 仕掛け絵本もフル活用!!
[おもちゃの一種として慣れ親しむ] - シリーズ本で興味を継続
[図書館行きたい!モチベーションに] - 図鑑で興味の奥行きをUP
[色んな○○があって楽しいね~] - リテラシーで楽しみ倍増
[ “あった~!” の楽しさを共有] - 本と体験を結んで楽しむ
[図鑑を持って公園や動物園・水族館へ] - ダジャレやクイズは味方
[次のレベルへのとても自然な入り口に] - キャラクターも強い味方
[難しそう・・を “面白そう” へ]
この『10』の内容は、振り返ってみて『これでよかったんだなぁ』と感じている想いを、箇条書き風にまとめたものです。
他にも想うことはあるのですが・・
最初に本と接することとなる0歳~2歳・3歳ぐらいの間の《乳児~幼児期編》&その後の3歳~6歳ぐらいまでの間の小学校入学前の《幼児期編》としては、まずはこんなところだったかと、そう思います。
大切にしたかったのは何より、
『 本好き 』
『 絵本・本って面白い~ 』
と感じてもらうこと、でした。
幼児教育とか英才教育とか小難しく考えていたことはほぼなく、どちらかというとむしろ、その反対の方法を取っていて、子どもにとって “できるだけ自然に無理なく・さりげなく” というスタンスでした。
『教育をする・与える』という思いではなかったです。
子どもの興味・関心が自然と『本好き』へと向かっていくように導くためには、親として何ができるかなぁ?ということを、親の側も “できるだけ自然に無理なく・さりげなく” のスタンスで考えて、取り組んでいました。
ティーチング[教える]ではなく、コーチング[導く]のスタンスで。
(『コーチング』に関心を持っていた夫からの提言もあり)
定評・評判などのオススメ情報もチエック・確認しつつも・・
基本はなにより、
『家族&子どもの好み(反応)こそを大切に!!』 でした。
記事を読んでいただいた方にもぜひ、『家族で楽しんで!!』のスタンスで取り組んでいただきたいと願っています。