わが家の子どもの食物アレルギー値(index値)の推移

わが家の子どもは、生後数ヵ月の時からお肌の状態が悪かったため、小児科の先生の勧めで離乳食前からアレルギー検査を行いました。
その際、小麦、卵、乳、大豆などの食物アレルギーがあることが分かり、それらの食物を除去した離乳食を食べていました。

その後、年1~2回くらいの頻度でアレルギー検査を受けて、その測定結果(アレルギーの度合いを示すindex値の結果)を見ながら、小児科の先生と相談して食べられそうなものを少しずつ増やしてきました。
0歳の時と比べてまだ食べられるようになったものは2つくらいしか無いのですが、その他のindex値もだんだん改善されてきているので、あと数年経てばもっと食べられるものが増えるのではないかなと期待しています。

今回は、数年間に亘る、わが家の子どものView39アレルギー検査の一部の測定結果(index値)の変化を紹介したいと思います。

わが家の子どもの食物アレルギー検査(View39)の測定結果

上述しましたが、わが家の子どもはある年齢以降、年1~2回程度アレルギー検査を受けています。
今回はその結果の中から、小麦、卵白、乳/ミルク、大豆、ゴマ、ソバ、ピーナッツの測定値を抜粋して紹介したいと思います。
ちなみに、わが家の子どもの場合、View39のほぼ全ての検査項目にアレルギー反応が出ており、0~6のクラスで判定で0~1となるのが2項目くらいしか無いんです・・・。

view39(index値)

index値は最大で “29.31以上” という表記になります。
1回目、2回目・・7回目と、回数や年齢が上がっていくにつれてだんだん数値が改善されていくのかな?と思っていたのですが、実際は1回目と比べて、2回目、3回目の数値が逆に高くなってしまい、その時は

サチホコママ
このままどんどんひどくなってしまったら、どうしよう・・・

と、かなり不安になりました💦

思い返してみると、2回目、3回目のアレルギー検査を受けた時は、それまで住んでいたところから別の都道府県へ引っ越しをして過ごしていた時期でした。
引っ越してしばらく住んでみてから分かったのですが、引っ越し先は、わりと乾燥する気候・土地だったんです。
子どものお肌も、1年中結構バリバリになってしまって・・・
(なので、その後は、土地の気候や湿度なども検討してまた引っ越しをしまして、現在の場所で田舎暮らしをしています)

乾燥する気候・土地での生活環境に加えて、2回目、3回目のアレルギー検査は2回とも、(毎年春は肌荒れや鼻水などの症状が強くなってしまうのですが)ものすごく肌荒れがひどくなってしまっていた3月・4月頃に検査を受けたことによる影響があったのかなと思います。

この頃あまりにも肌荒れがひどくなってしまったため、病院の先生から、今まで使用していたよりも強いステロイドの薬を処方され「短期間しっかり塗ってあげて、一度きちんと治してしまいましょう」と言われたことを思い出しました。
(この時、1週間ほどしっかり薬を塗ったらあっという間にお肌の状態が良くなりました)

その際に検査したTARC(Thymus and activation-regulated chemokine)の値が“10,920”(2歳以上で健常の場合は、0~743)で、病院の先生もちょっと引いていた気がします。
TARCタークはアトピー性皮膚炎の勢いを数値化する検査・試験で、アトピー性皮膚炎が重症なほど高い値となります。

このことから、アレルギー検査を受けた時の肌の状態やコンディションによっても、検査結果に影響が出るのかなと思いました。

4回目の検査以降は、index値が全体的に少しずつ減ってきて・・
7回目の検査以降、“大豆” と “ミルク/乳製品” はOKとなり、今では食べられるようになりました!

7回目の検査で “ソバ” の値もかなり改善されたのですが、“ソバ” はアナフィラキシーの心配があるため、念のため、病院で経口試験を受けて確認してからと考えています。

View39以外の検査項目について

View39の検査項目に含まれていない食物のアレルギー値を知りたい時には、病院の先生にお話しして、検査項目を追加してもらっています。
わが家の場合は、

  • グルテン
  • クルミ
  • モモ
  • オート麦(オートミール)
  • アーモンド
  • 卵黄
  • オレンジ
  • カボチャ

などの項目を追加し検査してもらっていますが、もし「〇〇を食べた時に、体を痒がった」などがあれば、一応、項目を追加して調べてもらうようにしています。

上の中で “オレンジ” はOKになったのですが、“卵黄” は卵白と同じくらいなので、食べられるようになるまで、あと数年はかかりそうな感じです。
また、“グルテン” や “クルミ”、“モモ” は結構数値が高いのですが、徐々に改善されてきてはいるので、もうしばらく様子を見ることになると思います

まとめ

全体的に検査結果のindex値が低くなってきているため、近いうちに一度病院で経口試験を受けたいと考えていました。
ですが、先日その件で子どもと話をしていたら「本当に食べてみても大丈夫なの?」、「死んじゃったりしないの??」と少し恐怖心があるようだったので、子どもの様子を見ながら進めようと思います。

以前は、早く色々なものを食べられるようになって欲しいとの思いが強く焦るような気持ちもあったのですが、ここ数年は、

サチホコママ
いつか食べられるようになってくれたらいいな。
でも、ずーっと食べられないものがあっても大丈夫!!

くらいの気持ちで過ごしています。
そう思えることで、自分自身の気持ちも本当に楽になりました

今は外食が難しいのですが、先にも書いたように子どもの様子を見ながら病院での経口試験なども受けて、将来的に外食もOKになるようにしていきたいです。
これからも、焦らず少しずつ頑張ります!!

今回の記事が、食物アレルギーのお子さんを持つ親御さんの参考になれば幸いです♪