卵・小麦・乳製品不使用グルテンフリーお菓子レシピ本『植物生まれのやさしいお菓子』

わが家では、数年前からグルテンフリーの生活をしています。

その理由は、子どもが生後数ヶ月の時に行ったアレルギー検査で、小麦,卵,乳,大豆,ソバ,ピーナッツ・・・等々沢山の食物アレルギーがあることが分かり、それ以来、(数値がとても高かったので、病院の先生と相談し)アレルギー食品を除去した食生活を送っているためです。

本ブログでは、「これは使えそう~」,「この〇〇作ってみたい!!」と思ったグルテンフリーのレシピが載っている本をいくつか紹介していますが、

今回ご紹介する『植物生まれのやさしいお菓子』[白崎裕子 著]という手作りスイーツレシピ本も、材料さえあれば(または、代替品があれば)手軽に作れるお菓子のレシピが載っているのでオススメです 

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毎日サクッと作って食べるおやつのレシピ、また、プリン,アイス,ゼリーなど作り置きができるおやつのレシピもありますよ 

今回は、グルテンフリーのスイーツレシピ本『植物生まれのやさしいお菓子』を紹介したいと思います!

『植物生まれのやさしいお菓子』が初心者にも「やさしい」理由

『植物生まれのやさしいお菓子』が初心者にも「やさしい」レシピ本と謳われています。
その理由が本書に記載されていますので、引用・掲載しますね 

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1 基本の材料があればなんでもできる
動物性のお菓子が、小麦粉、卵、乳製品をベースにしているように、この本で使う材料も、ある程度共通しています。しかも、卵や乳製品と違って、豆乳、植物油は長期間ストックできるのがいいところ。一度材料をそろえれば、好きなタイミングでつくれます。

2 思いたったらすぐつくれる
ほとんどのレシピは、作業時間15分以内。ボウルや小鍋で材料を混ぜ、あとはオーブンや冷蔵庫におまかせ。ちょっとしたすき間時間や食事の準備のついでにパパッとつくれば、あっという間に完成です。

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3 準備、片づけがラクチン
ボウルひとつと泡立て器があれば、大体のことができます。ハンドミキサーや、ケーキやタルト専用の型などは使いません。必要な道具が少ないので、準備もラクだし、洗い物も最小限。バターや卵を使わないため、汚れもささっと落とせます。

4 ぐるぐる混ぜても大丈夫
小麦粉を使っていないことも、この本のお菓子の特徴です。主役の粉である米粉にはグルテンが含まれていないため、生地をぐるぐる混ぜたり、ちょっとおいたりしても大丈夫。メレンゲなども使わないので、実は初心者にこそおすすめのレシピです。

5 デコレーションはダイナミックに
細かい作業が苦手でも、問題なし。クリームはスプーンやヘラで塗ればいいし、クッキーは手を使えばきちんと成形できます。器用じゃなくたって、なんの心配もいりません。

本書に掲載されているレシピで実際にお菓子を作ってみたのですが、家にある材料で、短い時間で作れました 
(実際に作ってみたお菓子については、後述します)

前もってお菓子を作る準備していなくともある程度の材料が揃えられたのは、普段からわが家がグルテンフリーの食生活を送っていることも大きいかと思いますが、その時に家にあったもの or 代替品を使って時短で作ることができ「また作ろう!」と思える手軽さがいいです。

『植物生まれのやさしいお菓子』掲載レシピ

本書に掲載されているお菓子のレシピの種類を紹介します!

もし作ってみたいお菓子・レシピが知りたいお菓子があったら、ぜひ本書を見てみてくださいね。

(本書目次より、掲載レシピの種類を引用・掲載しています)

第1章 型なしでできる かんたんお菓子
no.1 さくふわドーナツ
no.2 リンゴの寒天クラフティ
no.3 シナモンクッキー
no.4 フルーツのバタークリームケーキ
※名前は「バタークリームケーキ」ですが、乳製品は使っていません。
no.5 ビスコッティ
no.6 ゴロゴロパイナップルケーキ
no.7 オートミールとクルミのざくざくクッキー
no.8 ふわふわレモンケーキ
no.9 チョコあんクッキー
no.10 ボウルチョコケーキ
no.11 ボウルシュトーレン
no.12 型なしミニタルト
no.13 バナナクリームタルト

第2章 混ぜて固める ひんやりデザート
no.14 チャイゼリー
no.15 とろける杏仁豆腐
no.16 甘酒イチゴプリン
no.17 お豆腐の生チョコ
no.18 甘酒フルーツアイス
no.19 豆乳アイスキャンディー
no.20 ココナッツミルクもち

第3章 朝食にもなる 手軽なおやつ
no.21 もちもち発酵クレープ
no.22 ヨーグルトマフィン
no.23 サツマイモスコーン
no.24 バナナ蒸しパン

作ってみたいお菓子のレシピは沢山あるのですが・・

先日《no.7 オートミールとクルミのざくざくクッキー》のアレンジ編として紹介されていた《オート―ミールのチョコクッキー》を作ってみましたので、以下に紹介したいと思います。

《no.7 オートミールとクルミのざくざくクッキー》のアレンジ編《オートミールのチョコクッキー》を作ってみました。

先日《no.7 オートミールとクルミのざくざくクッキー》のアレンジ編として紹介されていた《オートミールのチョコクッキー》を作ってみました!

『植物生まれのやさしいお菓子』レシピ画像

ココアを入れたらチョコ味に
オートミールのチョコクッキー

材料(35個分)
オートミール 60g

コーンスターチ(または片栗粉)20g
ココアパウダー 10g
きな粉 10g
てんさい糖 25~30g
塩 ひとつまみ

植物油 40g
豆乳 15g
ココナッツフレーク 20g

 その時に家にあった材料を使ったので、今回は以下の代替品を使用しました。

 オートミール  コーンフレーク(フロスト)を細かく砕いたもの
 コーンスターチ(または片栗粉)  片栗粉
 ココアパウダー  キャロブパウダー
 てんさい糖  (オートミールの代わりに)「コーンフレーク(フロスト)」を使用したため、不使用
 植物油  オリーブオイル
 豆乳   水

お菓子を焼く際は、わが家ではオーブンではなく、オーブントースター(温度を設定できるもの)を使用しているため、焼き時間は調整しました。

調理時間は、生地作成で10分くらい、焼き時間で10~15分くらいでした!!

(レシピ本どおりですと、160℃に予熱したオーブンで10分+150℃に下げて20分焼きます)

出来上がった《オートミールのチョコクッキー》はこちら  になります 
※レシピでは、“生地にラップをしてめん棒で5mm厚さにのばし、包丁でひと口大の正方形に切る。”なのですが、私は手で成形して焼きました。
そのため、1個あたりの大きさが(レシピよりも)大きくなり、約半分の16個くらいのクッキーが出来上がりました!

『植物生まれのやさしいお菓子』オートミールのチョコクッキー画像

わが家のメンバーには大好評!!

わが家の子ども
これ美味しいじゃん!!また作って~
わが家の夫
サクサクで美味しいし、手軽に作れていいね。

作ってもらって食べるのは、美味しさ倍増ですよね(笑)
私も「サクサクして美味しい~」と思いました!

家族みんなでサクサク食べてしまい・・・あっという間になくなります 

まとめ

私は “卵・小麦・乳製品不使用グルテンフリー” のお菓子レシピ本ということで本書『植物生まれのやさしいお菓子』を手に取ったのですが、

植物性の材料を使用した体に優しいお菓子は、普段グルテンフリーの食事をしていない方にとってもメリットがあるかと思います。

市販のお菓子とは違う
使用する材料を自分で選べる安心感 & 体への配慮

という面からも、手軽に作れるお菓子レシピが多数掲載されている本書はとてもおすすめです!

「手作りお菓子は、道具や材料をそろえるのが面倒で・・」という印象があるかも知れませんが・・・

上述したように、本書で紹介されているレシピは、“ボウルと泡立て器”、“基本の材料” があれば作れるものがほとんどですので、お菓子作りが億劫と感じていた方にも「作ってみよう!」と思ってもらえるのではないでしょうか。

“ぐるぐる混ぜても大丈夫” というところも、お菓子作りの初心者にとっては大きなポイント  です!(私も初心者なので、この点はとても作りやすいです  )

今回紹介した本書が、卵・小麦・乳製品不使用グルテンフリーのお菓子レシピをお探しの方、また、体に負担の少ないお菓子レシピをお探しの方の参考になれば幸いです♪