『ねこねこ日本史』の記事が好評だったので、今回は『ねこねこ日本史』通常版とジュニア版の「6+α」の違いについての案内記事を書こうと思います!
改めてきちんと比較して見ると結構「違い」がありましたので、もし興味がありましたら参考にしてみてくださいね
わが家の子どもは、大の “日本史” 好きです そのきっかけは、“進級祝い”におばあちゃんからプレゼントしてもらった学習まんが『日本の歴史』[朝日学生新聞社]を読んだことです。※学習まんが『日本の歴史』[朝日学生新聞社]については[…]
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『ねこねこ日本史』通常版とジュニア版の「6つ」の違い
- サイズの違い
- ふりがなの違い
- 解説ページの分量の違い
- 価格の違い(※12巻以降は同額)
- 発刊数の違い
- デザインの違い
そのうちの(1)と(6)の点については、「+α」でさらに細かな違いもありますので、その点は後ほど詳しくご案内します。
Amazon(アマゾン)での紹介内容
まずは、『Amazon』の「本の紹介」内容を確認してみたいと思います。
以下、『マンガでよくわかる ねこねこ日本史 ジュニア版』についての、『Amazon』での内容紹介文の引用になります。
サイズが大きくなって読みやすい!ぜんぶふりがなつき!わかりやすい解説つき!日本史の重要人物が、かわいいマンガで楽しく学べる!朝読にオススメニャー!!以下も、同じく『Amazon』からの引用内容です。
ぜんぶの漢字にふりがなつき!A5サイズで文字が読みやすい!小さいお子様や小さい文字が読みづらい方にオススメです。解説ページ増量!より詳しく歴史を知りたい人や小さい文字が読みづらい方にオススメです。ということで、『Amazon』では、上のリストの(1)~(3)の内容を強調していました。次に、それぞれの項目についてより詳しくご案内していきたいと思います。
サイズの違いについて
ちなみに、Amazonのデータによると「本のサイズ」は、それぞれ以下になります。
通常版 寸法 :12.8 x 1.3 x 18.2 cm《ヨコ x ツカ(厚さ) x タテ》
ジュニア版 寸法:14.8 x 1.4 x 21 cm《ヨコ x ツカ(厚さ) x タテ》
その2冊を重ねてみると、本のサイズ感の違いは、以下のようになります。
(具体的には、通常版が「B6判」サイズでジュニア版が「A5判」サイズです)
以下の2つの画像は、通常版とジュニア版を重ねたときの、本の「縦幅」と「横幅」の違いをより詳しく確認できるようにクローズアップして撮った画像になります。
それぞれの「差」は、ヨコ幅が2cm、タテ幅が2.8cm となります。
ジュニア版では、本のサイズが「A5サイズ」と大きくなったことにより、文字サイズなどを含めて全てが拡大化されていますので、その点を画像付きで案内したいと思います。
なお、以下の内容は「+α」部分の内容です。
「本のサイズ」に関する「+α」の内容は、「コマのサイズ」の違いです。
上の2つの画像のうち、先(上)が「通常版」のコマのサイズ、後(下)が「ジュニア版」のコマのサイズです。(※通常版のコマは10巻より、ジュニア版は第2巻より、それぞれ引用)。
それぞれのコマのサイズは、以下になります。
通常版 寸法 :ヨコ 4.9 x タテ 3.7 cm ジュニア版 寸法: ヨコ 5.7 x タテ 4.2 cm
「コマ」サイズの差は、ヨコが 0.8cm、タテが 0.5cm です。
こうして数値で差を確認してみると、それほど差がないように感じますが、実際に見比べるてみるとコマのサイズの違いは(個人的には)「わりとあるなぁ~」と感じます。
《サイズ感の違い》については、「棚に並べた様子」の違いの画像も用意しました。
画像の左側 → 右側の順に、以下のような並びになっています。
左側から2番目の本は『ねこねこ日本史』のスピンオフ(?)シリーズの1冊、『ねこねこ日本史でよくわかる日本のお城』です。
その隣から5冊が『「マンガでよくわかる」ねこねこ日本史のジュニア版』。
次いで、高さが一段下がった状態の5冊が『ねこねこ日本史』の通常版。
右側最後の3冊は、『ねこねこ日本史』の作者の「そにしけんじ先生」の別作品『ねこ戦三国志にゃんこ』です。
ちなみに、1番左側は、我が家の子どもが「歴史好き」となるキッカケとなったシリーズ本の1冊。『きのうのあしたは・・・日本の歴史』の第7巻になります。
我が家おすすめの歴史マンガシリーズである『きのうのあしたは・・・日本の歴史』シリーズについては、以下の関連記事よりご覧ください。
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ふりがなの違い
「ふりがな」については、大きな「ポイント」があります。
Amazon でも案内されていたように、ジュニア版は「全部ふりがな付き」です。
一方、通常版も実は!「3巻以降」は全ての漢字にふりがながふられています。
Amazon の案内だけをみると、通常版には「ふりがな」があまりふられていないように感じてしまいますが‥ ふりがながふられているのがごく一部の漢字だけの状態であったのは、通常版も「1巻と2巻のみ」になります。
解説ページの分量の違い
Amazon のジュニア版についての案内では、「わかりやすい解説つき!」との案内がされていましたが、「解説ページ」はジュニア版だけではなく通常版にもあります。
両者の違いは「ページ数」で、ジュニア版は解説ページが「2ページ分」あるのに対して、通常版は「1ページ分」のみの分量となっています。
実際のボリューム感の違いは、以下の画像のようになります。
価格の違い
価格は、ジュニア版のほうが若干「高く」なっている面があります。
具体的には、それぞれ以下の価格となります。
- 通常版1~11巻まで:880円(税込)
- 通常版12~14巻まで:968円(税込)
- 通常版15巻 :990円(税込)
- ジュニア版1~13巻:968円(税込)
- ジュニア版14巻 :990円(税込)
ですので、1巻から11巻までの差額は「88円」。12巻からは同額となりました。
そして、通常版の15巻でいったん抜かれる(?)も、ジュニア版14巻から再び同額です。
発刊数の違い
ジュニア版は通常版より後に発行され始めたようで、その後に発刊が進んできた現在においても、ジュニア版の発刊はまだ遅れています。
2024年11月現在でのそれぞれの発刊状況は以下となっています。
- 通常版の最新刊は15巻(2024年9月5日発売)
- ジュニア版の最新刊となる14巻は、2024年11月7日発売です
デザインの違い
このデザインの違いは、「+α」で細かな違いが色々とある部分になります。
ですが、単にデザイン上の「見た目の違い」といってしまえばそれだけで、主役である「マンガの内容」と関わる部分ではありません。
ですので、これらの点に関しては「好みの問題」といえるようにも思いますが・・「違い」であることには変わりはないので、案内しておきます。
デザイン上の主な「違い」は次の3つの部分にあります。
- 表紙カバーのデザイン
- 裏表紙カバーのデザイン
- 目次のデザイン
表紙カバーのデザインの「違い」は、以下の画像をご覧ください。
画像の左側が通常版。右側がジュニア版になります。
通常版は巻ごとの1人(1匹?)をフューチャーするデザインになっています。
例えば、この10巻のように土方歳三をフューチャーした場合は新選組の他の2人(匹)も登場しているように、表紙に登場するキャラクター達はフューチャーしたキャラと関連の深いキャラのみになります。
一方、ジュニア版のほうは、表紙右側にその巻ごとのフューチャーキャラが「主役」として大きく登場し、左側には該当巻に出てくる他のキャラが脈絡なく(?)並ぶスタイルとなっています。
歴史上のつながりより、バラエティー感を優先しているあたりが「ジュニア版」らしいという感じでしょうかね。
裏表紙カバーのデザインの「違い」は、以下の画像をご覧ください。
こちらも画像の左側が通常版、右側がジュニア版になります。
通常版のほうは、表表紙でフューチャーしたキャラが主役のマンガのコマを、裏表紙に載せるスタイルです。
ジュニア版のほうは、こちらも表表紙と関係性があって表表紙同様に、色々なサブキャラが登場しているスタイルになります。
ちなみに、ジュニア版の裏表紙には以下の台詞があるので引用します。
日本史の重要人物がマンガでよくわかるのニャサブキャラ達もバッチリ解説するニャ~!
その意気込みの表れか?キャラクターたちのイラストの下には、《猫化する重要人物》と《サブキャラクター》の2つに区分けをした形で、登場する人物(キャラ)たちの名前がリスト化されています。
目次ページのデザインの「違い」は、以下の画像をご覧ください。
上は「 通常版」の目次ページの画像になります。見開きページの右側に1ページのみの形で「目次」が掲載されています。
下は「 ジュニア版」の目次ページの画像で、こちらは見開き2ページ分を使ったちょっと豪華な作りになっています。
ちょっとした「違い」ですが、こうした「ちょっとした点」の違いが、子どもの興味を引き留めるかどうかを左右してしまうことがあることは、多くの親御さんが経験済みのことなのではないでしょうか。
通常版の目次のような「ちょっと堅い」印象だと、子どもが「難しそうかな…」という印象を抱いてしまう可能性もなくはなさそうですが、ジュニア版のような柔らかい印象の目次ページであれば、そのようなことはなさそうです。
ジュニア版の製作にあたっては、
と、この目次ページの「違い」をみて感じました!
ねこねこ日本史 公式Youtubeチャンネル
■ ピンチを切り抜けた天才すぎる作戦とは!?【伊達政宗】
ねこねこ日本史の公式Toutubeチャンネル《『ねこねこ日本史』公式チャンネル》では、ねこねこ日本史に関する様々な動画が楽しめます!
アニメの動画も色々とありますので、良かったら、観てみてくださいね。
まとめ
そんなこんニャで、『ねこねこ日本史』の通常版とジュニア版の「違い」は、以下の「6つ」の大きな違い「+α」の数点があるのでした。
- サイズの違い
- ふりがなの違い
- 解説ページの分量の違い
- 価格の違い(※12巻以降は同額)
- 発刊数の違い
- デザインの違い
「+α」のさらに細かな「違い」があるのは、(1)と(6)の点です。
サイズでは、本のヨコ・タテの大きさに加えてマンガのコマの大きさの「違い」がありました。
また、デザインでは、表表紙・裏表紙に加えて目次ページにも「違い」がありました。
今回はけっこう細かな点まで、(個人的には頑張って)掘り下げてみました
『ねこねこ日本史』の通常版とジュニア版のどちらを購入しようか迷っている方、また、各々の違いについて調べていた方に、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです♪
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