子どもの学習は、「本人の意思で楽しく♪」と日頃から思っており、ドラえもんやコナン、ポケモンなどの漫画学習本は普段から結構チェックして取り入れています。
今回紹介&おすすめするのは、ねこねこ日本史のキャラクターがナビゲータのような感じで要所要所に出てきて、子どもが興味を持って読み進められそうな地理の学習本《ねこねこ日本史でよくわかる 地球のふしぎ》です。
小学校低学年の子どもでも楽しく読めそうな地理関係の学習本って、他の教科に比べるとあまり多くない印象なのですが(勝手な印象でしたら、すみません💦)
この本はねこねこ日本史に興味を持っている、または、ねこねこ日本史のキャラクターを知っているお子さんでしたら、時間のある時などに何気なく読んでくれるのではないかな?と思います。
わが家では、この本を
という期待を込めて、子どもに頼まれてもいないのに購入して本棚に並べていました。
ある日、一度手に取って自分で読み始めたのですが、(まだ学校で習っていない内容だったこともあり)しばらく読み進めて途中で本棚に戻してしまいました。
特に小学校低学年の子どもにとって地理はあまり身近なものではないのか(?)自分1人で読み進められるほど興味をそそられていないようだったので、その後は、学校の教科書やノート、プリントなどで本書に載っている用語を見つけた際に関連ページを見せて、
などと話しかけて、一緒に読んだりしています。
全129ページのボリューム少めの本なのですが、地理の大事な点をおさえた内容で、今後子どもが地理により興味を持つキッカケになることもあるのではないかと思いました。
そんな訳で、今回は《ねこねこ日本史でよくわかる 地球のふしぎ》を紹介します!
《ねこねこ日本史でよくわかる 地球のふしぎ》の内容
本書の内容が分かるよう、目次を紹介します。
- 第一章:地球の探求編
- 地球
- 測量
- 地球の自転
- 氷河時代
- 大型動物
- 貝塚
- 貝塚を見学しよう
- ねこねこクイズ(1)
- 第二章:火山の活動編
- 火山噴火
- 火山噴出物
・浅間山周辺の見どころ - 火山の形
・日本の代表的な活火山 - 黒曜石
- かたい石
- ねこねこクイズ(2)
- 第三章:河川と海洋編
- 河川のはたらき
- 土砂災害
- 地震
・1990年以降に日本で起こった主な巨大地震 - 海面の波
- 海流
・どんな海流があるのかな? - 潮汐
- ねこねこクイズ(3)
- 第四章:お天気編
- 高気圧と低気圧
- 台風
- 冬の天気
- 梅雨の天気
- 夏の天気
・いろいろな形の雲を探してみよう! - 小春日和
・天気図を見てみよう! - ねこねこクイズ(4)
- 日本史時代区分表
実際のページの中身はというと・・
例えば、 以下は第三章「河川のはたらき」の一部のページとなります。
[出典] :「ねこねこ日本史でよくわかる 地球のふしぎ」(書籍)
[出典] :「ねこねこ日本史でよくわかる 地球のふしぎ」(書籍)
V字谷や扇状地、三日月湖、三角州など、小学生~高校生たちが地理の授業の中で目や耳にする言葉が多く紹介されています。
しかも、説明・解説の言葉が易しく、可愛いイラスト付きで分かりやすい内容になっていると思います!
これなら、小学生にも分かりやすいかも
そう思い、子どもと一緒に読んでいます。
社会/地理の授業で本書に掲載されている内容が出ていた時に、「あぁ!あのことだな」と授業で復習する感じになり、初めて見聞きするのではなく、元々知っていたことをさらに授業で深堀りする(詳しく理解する)ことで理解力が高まるのではないと期待しています。
まとめ
姪っ子が中学3年生の時に週2回オンライン家庭教師をしており、高校2年生になった現在も続けています。
教科は決まっておらず、その時に姪っ子が分からない・難しいと感じたところを教えているのですが、先日は姪っ子からのリクエストで地理の授業を行いました。
ちょうど、今回本書のサンプルページとして掲載したV字谷や扇状地、三日月湖、三角州などを勉強しており、
と思った出来事がありました
姪っ子の場合は帰国子女なので、聞きなれない日本語だったということもあるかと思いますが、特に、扇状地と三日月湖がイメージしづらかったみたいです。
本書で地理の基礎知識をつけておくと、普段の生活場所や旅先で訪れた場所などでも、地形や海流、火山、河川、気候など様々な知識・視点を持って過ごせて良いのではないでしょうか。
何より楽しく勉強できますし、中学受験対策にも役立つと思いますので、もし機会があれば読んでみてくださいね。
今回の記事が、小学生のお子さんの社会/地理の勉強に役立てば幸いです♪