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高校受験を控えている中学3年生の姪っ子が
ということで・・・(私が理系出身という理由で)週2回オンラインで数学の家庭教師をすることになりました。
そんな状態だったので、姪っ子に教える前にまず自分自身が中学数学を思い出し&勉強しなくてはなりませんでした。
わが家の子どもの受験は、まだまだ先なのですが、
という気持ちもあり、それが中学数学勉強のモチベーションになりました(笑)
わが家には中学数学に関する資料や本が一切なかったので、書店やインターネットで探すところから始め、何冊かピックアップ&購入しました。
中学生の時は、数学の知識が “点” に近い状態だったように記憶しているのですが・・・
今回、中学数学 を学び直してみたら、その知識が “線” になるという嬉しい効果もあり
今更ですが、
楽しい♪♪
と感動しました。
(中学生の時もこういう風に教えてくれれば良かったのに・・・とも思ったのですが )
今回は、実際に中学数学の勉強に使用した際、【超基本】から学ぶのに役立った本
《中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本》(かんき出版 小杉拓也著)
を紹介します。
もし中学数学を学ぶ機会がありましたら、参考にしていただけますと幸いです
《中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本》について
本書は、正の数・負の数の定義,正の数・負の数のたし算・引き算・・・など、中学数学の【超基本】から学べる内容となっています。
1冊の本に、中学3年間で学ぶ数学の内容が、要点をおさえた形で、分かりやすく&簡潔にまとめられているため、
『短時間で基本から学び直せる』
『自分がどこでつまずいているのかが分かる』
『ケアレスミスがなくなる』
『様々な公式のおさらい・覚え直しができる』
などのメリット・特徴があります。
学ぶ順序は、必ずしも、先ず1年生で学ぶ内容を紹介 ⇒ 次に2年生で学ぶ内容を紹介・・という訳ではなく、
学年は関係なく『文字式』,『面積と角度』,『証明問題と図形の性質』などのカテゴリーによって、説明・紹介されている点がとても分かりやすかったです。
(“点” の知識が、“線” の知識になりやすいと感じました)
※各ページタイトル右上に、何年生で学ぶ内容なのか記載されているので、そこで学ぶ学年の確認ができます。
全体的に基本の内容・問題が掲載されており応用問題・発展問題などはないため、既に基本を理解している方には、簡単すぎたり、物足りないと感じるかも知れません。
私の場合は、最初、姪っ子の数学理解度が分からなかったため、本書の問題を順に解いてもらうことで、理解している部分とそうでない部分を判別するのに使用し、また、自分自身が中学数学を基礎から学び直すのに役立ちました。
本書の特徴については、後述する “本書の強み” で詳しく紹介しますので、こちらもあわせてご覧いただければと思います!
《中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本》の強み
本書の特徴とも言える《7つの強み》についても詳しく紹介されていますので、引用・掲載したいと思います!
その1:各項目に コレで完璧!ポイント を掲載!
中学数学には、「これを知るだけでスムーズに解ける」「ちょっとした工夫でミスがぐんと減る」といったポイントがあります。
しかし、そういうポイントは、教科書にあまり載っていません。そこで本書では、私の15年以上の指導経験から、「学校では教えてくれないコツ」「成績が上がる解きかた」「ミスを減らす方法」など、知るだけで差がつくポイントを、すべての項目に掲載しました。その2:「ここが大切!」に各項目の要点をギュッとひとまとめ!
すべての項目の冒頭に、その要点をギュッとまとめた「ここが大切!」を掲載しました。要点をおさえたうえで学習することで、それぞれの項目をはやく、正確に理解することができます。
その3:中学3年間の数学が短時間で「しっかり」わかる!
本書のタイトルの「しっかり」には、2つの意味があります。
1つめは、中学数学を「最少の時間」で「最大限に理解できる」ように、大切なことだけを凝縮して掲載しているということ。2つめは、奇をてらった解きかたではなく、中学校の教科書にそった、できるだけ「正統」な手順を掲載したということです。
この2つの意味において、忙しい学生や大人の方にも短時間で「しっかり」学んでいただける1冊になっています。その4:「学ぶ順序」と「ていねいな解説」へのこだわり!
数学の学習をすると、論理的な思考力を伸ばすことができます。なぜなら、数学では「AだからB、BだからC、CだからD」というように、順番に考えをみちびくことが必要だからです。
論理的に数学を学べるように、本書は「はじめから順に読むだけでスッキリ理解できる」構成になっています。また、読む人が理解しやすいように、とにかくていねいに解説することを心がけました。シンプルな計算でも、途中式を省かずに解説しています。その5:用語の理解を深めるために、巻末に「意味付き索引」も!
数学の学習では、用語の意味をおさえることがとても大事です。用語の意味がわからないと、それがきっかけでつまずいてしまうことがあるからです。
本当の意味で「中学3年間の数学がわかる」には、数学で出てくる用語とその意味をしっかり知っておく必要があるのです。そこで本書では、「移項」や「因数分解」といった数学独特の用語の意味を、ひとつひとつていねいに解説しています。
そのうえで、気になったときに用語を探して、意味をすぐ調べられるように、はじめて出てくる用語には、できる限りよみがなをつけ、巻末の「意味つき索引」とリンクさせています。読むだけで「用語を言葉で説明する力」を伸ばしていくことができます。その6:範囲とレベルは中学校の教科書と同じ!
本書で扱う例題や練習問題は、中学校の教科書の範囲とレベルに合わせた内容になっています。
また、2012年度に導入された「新学習指導要領」では、それまで高校数学の範囲だった「2次方程式の解の公式」「球の体積と表面積」などが中学数学の範囲に加わりました。本書では、これらの新たな範囲もしっかりと解説しています。その7:中学1年生から大人まで一生使える1冊!
本書のそれぞれの項目には、それを中学校で習う学年(1年生、2年生、3年生)を明記しています。そのため、中学生なら、自分の学年で習っている内容を重点的に学習することができます。
高校生から大人の方にとっても、はじめから順に読んだり、学びたい分野だけ読んだりと、それぞれの用途に合わせて使うことが可能です。中学1年生から大人、さらには高齢者の方まで、一生使える1冊だといえるでしょう。
実際に本書を使って勉強してみて感じるのは、
数学の苦手意識がなくなり『苦手 ⇒ 得意』に変わるよう、この『7つの強み』が活かされている!ということです。
色々と工夫されている数学本で、とてもありがたいです
まとめ
本書に掲載されている 著者 小杉拓也さん の紹介・プロフィールを読むと、肩書は《東大卒プロ数学講師、志進ゼミナール塾長》とのこと。
著者紹介部分より、本書に施された様々な工夫・ていねいな解説の内容に「納得!」と思える部分がありましたので、抜粋・紹介します。
もともと数学が得意だったわけではなく、中学3年生のときの試験では、学年で下から3番目の成績。
分厚い数学の問題集をすべて解いても成績が上がらなかったため、基本に立ち返って教科書で勉強をしたところ、テストで点数がとれるようになる。
それだけではなく、ほとんど塾に通わずに現役で東大に合格するほど学力が伸びた。
この経験から、「自分にとって難しすぎる問題を解いても無意味」ということを知り、苦手意識のある生徒の学力向上に活かしている。
著者の ‟もともと数学が得意だったわけではない” ⇒ ‟基本に立ち返って教科書で勉強したところ、テストで点数がとれるようになる” ⇒ ‟ほとんど塾に通わずに現役で東大に合格する” という経験が、本書に活かされているのだなぁと感じました。
本書で勉強していると、指導熱なのか、解説熱なのか・・私はなぜか 熱 を感じて嬉しくなります(笑)
この記事が、中学数学を(正負の数,累乗,絶対数など)基礎から学びたい方の参考になれば幸いです。
こちらの 小学生版もあるようです。