アレルギーっ子のレシピ本《小麦・卵・牛乳》なしのごはんとおやつの一冊

子どもにアレルギーがあると分かったのが生後7ヶ月の時です。
当初は、食事・離乳食に対してとても神経質になってしまいました。

アレルギー対応食に慣れていないため「手間が掛かって大変」という気持ちが強く食事に対してとてもナーバス になっていましたが・・・

今では家族で明るく楽しく《グルテンフリー》の生活を送っています。

まだ気軽に外食することは難しいので(稀に店主や調理の方にアレルギー対応をしてもらえて外食できることもありますが・・・年に数回程度です)、外出の際には、常に食事やおやつなどの食べ物を持参しています。

保育園・幼稚園時代からずーっと、わが家は “お弁当・おやつ持参” です。
持参する “お弁当・おやつ” はみんなと同じような内容で作りたいと思うので、出来るだけ給食の献立に合わせて作ります。

当初は

サチホコママ
給食の献立に合わせて作るのは大変かな~?

と考えていたのですが、

実際に作り始めてみると・・
普段作らないような料理を色々と作れる&その料理を家族みんなで一緒に食べられるので、毎日のお弁当作りが楽しくなりました!

今回ご紹介する
卵・牛乳・小麦グルテン除去のアレルギー対応食を作れるお料理レシピ本『米粉で作る日々のごはん&おやつ』(岡村淑子 著)は、毎日の “お弁当やおやつ” を作る際にも役立つと思います!

少しでも皆さんの参考になれば幸いです

卵・牛乳・小麦グルテン除去(グルテンフリー)のアレルギー対応におすすめのレシピ本『米粉で作る日々のごはん&おやつ』

粉類は、米粉,片栗粉・白玉粉を使用したレシピが掲載されています。

《米粉》や《片栗粉》は常備しているため、「作りたいと思ったときに、家にある材料で作れそう!」と思い、この『グルテンフリーのレシピ本』を買いました。

それまで、米粉のお料理・お菓子などはレシピ通りに作っても成功しない事が多かったので、

サチホコママ
私の作り方(料理のスキル)の問題なのか? 粉の種類の問題なのか・・・

と悩みながら失敗を繰り返した時期もありましたが、

この『グルテンフリーのレシピ本』に載っているレシピは比較的成功率が高いので、ご紹介します。

グルテンフリーのお料理のバリエーションが豊富。米粉料理のレパートリーがグンと増えました!

私は、他のお料理本であまり見たことがなかったのですが・・

《米粉うどん》,《米粉すいとん》,《米粉パスタ》,《米粉まんじゅう&おやき》,《米粉揚げパン》,《米粉中華まん》,《米粉餃子》,《米粉春巻き》,《米粉シュウマイ》

などのレシピ・作り方が載っています。

さらに、「米粉豆腐」の作り方も載っていて、バリエーションとして

《とろり寄せ豆腐》,《くるみ豆腐》,《黒ごま豆腐》

があり、眺めているだけで楽しい気分になります!

大豆・ゴマ・くるみアレルギーが大丈夫になったら・・
わが家でも作ってみたいと思っています。
(おかげさまで、大豆は “脱アレルギー” の状態にかなり近づいてきました)

米粉で作る生地やおやつが上手く作れれば、料理のレパートリーがグーン と増えますよね。

『米粉で作る日々のごはん&おやつ』は、掲載されているお料理レシピのバリエーションも豊富で、

サチホコママ
小麦での作り方は分かるけど、米粉ではどうやって作るのだろう・・・?

そんな疑問に答えてくれた『グルテンフリーのレシピ本』です。

アレルギー対応レシピ わが家の場合の代替材料

わが家は子どものアレルギーの関係で

 豆乳  甘酒

 アーモンドプードル  ココナッツフレーク(ココナッツファイン)や大豆粉,乾燥おから

 ゴマ  えごま

 練りごま/ピーナツバター(ピーナツペースト)  きなこに少量の水を加えて練ったもの(甘さが必要な場合は、はちみつやてんさい糖を加えます)

など 代替して作っています。

アレルギーという訳ではないのですが、

ココアパウダー  キャロブパウダー

てんさい糖  (アカシアやレンゲなどの)はちみつ

に替えて作ったりもしています。

また、「これは、入れなくてもいいかな?」と思う材料は省いて作ったりということも結構あります。

例えば、《米粉お好み焼き》のバリエーション料理《とろろ入り米粉お好み焼き》の材料には“ベーキングパウダー” が載っているのですが・・
個人的には “ベーキングパウダー” 無しでもいいと思いましたので、私は省いて作っています。

米粉を使ったお菓子レシピ ドーナツ作りに挑戦!!

本書《79ページ》に掲載されている『豆腐のもちもちリングドーナツ』を実際に作ってみました!

使用した材料は、以下になります。

(本書『豆腐のもちもちリングドーナツ』(P79 下段)レシピより原材料部分を抜粋・引用)

材料(4人分)

白玉粉:15g

米粉:40g

片栗粉:20g

きび砂糖:40g

ベーキングパウダー:4g

木綿豆腐:100g

水:20cc

揚げ油:適量

なお、今回は本書レシピ記載どおりではなく、わが家の都合で以下のように多少内容を変えて作りました。

 《木綿豆腐》が無かったため、替わりに《絹豆腐》を使いました。(その後《木綿豆腐》を使用して作ってみましたが、そちらも美味しく出来上がりました)

 絹豆腐を使用した場合は、水分が多くなるのか(?)生地がペトペトになってしまったので、粉など他の材料の分量を倍に増やしてみると・・
生地が丁度良い固さになりました。
もし絹豆腐を使用する場合は、豆腐の量を半分程度にすると良いのかなと思いました。

 元々は『リングドーナツ』のレシピですが、生地を丸めただけの‟ころころドーナツ”も作ってみました。

 わが家には揚げ物用の鍋が無いため、(生地を揚げるのではなく)フライパンに油(今回は米油を使用しました)を多めに引いて作りました。

 揚げ油は、《米油》を使用しました。

この『豆腐のもちもちリングドーナツ』ですが、

わが家では

サチホコ一家
外はカリカリ、中はもちもちで美味しい~!!

と評判です。

結構な頻度で、おやつに作って食べています!

その後、

木綿豆腐  “ バナナをつぶしてペースト状にしたもの

に替えて作ってみましたが、こちらも美味しかったです

今度は、

木綿豆腐  “ サツマイモ や カボチャ を茹でてペースト状にしたもの

でトライしてみようと思っています。

ドーナツなのですが、あまり油っぽくならないし手軽に短時間で作れて、アレンジも色々と出来るので飽きないんですよね

なお、今回使用した米粉は 『サクッ!と仕上がる お米の粉(株式会社 波里)』という商品です。

こちらのパッケージ裏にも記載がありますが、油で揚げるお菓子などを米粉で作る時は、生地が破裂して油が飛び散る危険がありますので、ご注意ください。
参考に、こちらの商品のパッケージ裏に記載されている “注意書き” の内容も引用しておきます。

ドーナツなど油で揚げるお菓子を作る場合は、生地が破裂する事がございますので、砂糖、べーキングパウダー、卵などを加えてください。
調理中はその場所を離れず、お子様だけでの取り扱いは避けてください。

これについては以前、私も経験がありまして・・・

米粉でドーナツ作りをしていた際、生地に少量のベーキングパウダーを入れたのですが、先にふれた危険性についてはあまり意識していませんでした。
フライパンに厚めに油を引いて生地を揚げていたところ・・
“ポーン”と生地が破裂して油とドーナツ生地が飛び跳ねてきました。

私の場合は、腕に油が跳ねて「熱っー!!」程度で済んだのですが、生地と油がポップコーンのような感じで勢いよく “ポーン” と跳ねますので、「危ないなぁ」と思いました。
みなさんもどうかお気を付けくださいねー。

最後に・・
今回ご紹介したレシピ本は こちらになります。
みなさんの参考になり、お役に立ちますと幸いです!