わが家の子どもは赤ちゃんの頃からアレルギー体質で、アトピー症状や様々な食品の食物アレルギーがあるため、アレルギー除去食を作り家族全員で同じものを食べています。
腸内環境を良くすると食物アレルギーが減らせるのではないかと思い、手作り味噌や甘酒、納豆、キムチなどの発酵食品を積極的に摂っているのですが、発酵食のレパートリーがあまりないため、いつもワンパターンになっていました💦
先日、手軽に作れる発酵食のレシピ本『白崎茶会の発酵定食 -体にやさしい献立と作りおき-』(白崎裕子著)を見つけて手に取ってみたところ、味噌や梅酢、酒粕、甘酒、豆乳ヨーグルト、塩麹、米麹などを使用した手軽なレシピが掲載されていたので、読んでみることに
基本の発酵食材 [自家製レシピ] として、“塩麹”、“甘酒”、“玄米みそ”、“ひよこ豆の白みそ”などのレシピも掲載されています。
わが家ではここ数年味噌を手作りしているのですが、今年の手作り味噌は”ひよこ豆の白みそ”レシピを参考に作ることにしました!
“甘酒”も手作りしたいのですが、ヨーグルトメーカーを使用するレシピだったので、こちらは後日購入を検討したいと思います!
※実は、“甘酒”作りは以前、別著者による炊飯器で保温するレシピを基に試したことがあったのですが、全然上手く作れずに挫折してしまいました。なので、手軽に失敗せずに作れるのなら、ヨーグルトメーカーの購入もありだと思っています!
また、わが家では発酵食として“キムチ”を結構食べています。
市販のものは添加物が含まれていたり、わが家の子どものアレルギー食品の1つである“ゴマ”が含まれていたりするので、「手軽に手作りできたら良いのに・・・」と思っていましたが、(材料を沢山揃えなくてはいけないレシピや手間や時間のかかるレシピは見つけたことがあるのですが)手軽に作れるキムチのレシピをなかなか見つけることができませんでした。
本書には、濃縮タイプの甘酒 or 手作り甘酒を使用した“キムチ”レシピもあったので、こちらもトライしてみるつもりです!!
今回は、おすすめの発酵食レシピ本『白崎茶会の発酵定食 -体にやさしい献立と作りおき-』を紹介します
本書の特徴
本書の特徴は、手軽に作れる発酵食のレシピが紹介されている点です。
↑この“手軽に”というところが大きなポイントです!!
また、(上述しましたが)わが家では、子どものアレルギー体質改善のため、また家族の健康のために発酵食を積極的に摂りたいと思っていますが、発酵食のレパートリーが少ないため、例えば、酒粕や甘酒、米麹などを購入して料理に使ったあと余ってしまうと、「次は何の料理に使おう・・・?」と悩んでしまうこともありました。
本書には、様々な発酵食レシピが載っているので、「こういう風にも使えるんだ!」とレシピ通りに作ってみたり、レシピを参考に料理のアイデアが浮かんで来たり・・と、とても参考になります!
また、「発酵食」について、本書に以下のように紹介されていますので、引用・抜粋して紹介しますね!
白崎茶会が教える
「発酵食」のココがすごい!保存がきく
冷蔵庫がなかった時代の保存の知恵として、日本では発酵食が重宝されてきました。発酵は腐敗菌の繁殖を抑え、食べ物の保存性を高めます。また麹をはじめ、納豆、乳酸菌など、発酵によって生まれた成分そのものに殺菌効果もあります。勝手においしくなる!
保存性を高めるとともに、時間の経過によって熟成が進みます。材料に含まれる酵素によって風味がぐんと上がったり、糖やたんぱく質を分解発酵させることで独特な旨味成分が生まれるのです。手をかけずにおいしくできるのが魅力。腸と体にいい
ヨーグルトや納豆でイメージできるように、発酵食に含まれる菌は体によい作用を与えてくれます。食べるだけで悪玉菌が減って、腸内環境が向上。そして腸が健康になると、便通がよくなるだけでなく、免疫機能、生活習慣病予防にも効果的とされています。やわらかくなる
発酵調味料に含まれる酵素の働きによって、肉や魚などたんぱく質を分解してくれることがわかっています。たとえばP15の「発酵玉ねぎペースト」は塩麹によって魚がふわふわに。旨味もアップ、日持ちもよくなりいいことずくめです。砂糖がいらない
[出典] 書籍:白崎茶会の発酵定食 -体にやさしい献立と作りおき-(白崎裕子著)
味に奥行きを出したり、甘辛い味付けなど、料理にもよく使われる砂糖。本書ではおもに「甘酒」のもつ自然な甘みとコクでレシピの幅を広げています。お菓子や外食など、砂糖の摂りすぎが気になる人にもぴったりの献立になっています。
本書で紹介されているレシピは、「砂糖がいらない」という点も大きな特徴だと思います。
わが家でも、砂糖はなるべく使わないよう、みりんや甘酒、りんごジュース、はちみつ、アガベシロップなどで甘みを付けるよう意識しています!
私もそうなのですが、なんとなく
というイメージがありませんか?
でも、本書で紹介されているレシピは、ほとんど手間がかかる印象のものはありません。
強いて言えば、手作りみそなど寝かせる期間の長いものがあるくらいかな?という印象です。
手作りみその場合は、最初に豆を煮て、柔らかくなった豆を潰して・・という手間はかかりますが、一度仕込みを行えば、その後は一定期間放置しておけばOKですし、後々美味しい味噌が出来上がることを思えば、手間とは言えないくらいかと思います。
本書の冒頭に以下のような記載がありますが、
「発酵定食」なんて言うと、なんとなく手間がかかりそうですよね?
ところが実際は、あっけないくらいかんたんです。発酵食すべてを手作りしなくても、昔ながらの製法で作られた「みそ」や「しょうゆ」があれば、それはもう発酵定食ですし、さらに「甘酒」や「梅酢」があれば無敵です。
[出典] 書籍:白崎茶会の発酵定食 -体にやさしい献立と作りおき-(白崎裕子著)
それらをうまく組み合わせながら、時間がないときにも作りやすく、春夏秋冬と一年中楽しめる献立としてご紹介するのが本書です。
『普段の家庭料理の中に手軽に発酵食を取り入れて料理や食べることを楽しもう!』という感じの内容なので気軽に読めますし、腸活や健康食、アレルギー対応食などの参考にもなると思います!!
まとめ
わが家では、まず味噌づくりからトライ!
味噌づくりは家族全員で楽しく出来るので、ここ数年、わが家では恒例となっています。
手作りの味噌って、(愛着があるためか!?)味がまろやかで美味しくて、市販の味噌とは全然違うものなんですよね。
“玄米みそ”と“ひよこ豆の白みそ”のレシピがあり、どちらにしようか迷ったのですが、ひよこ豆と(玄米麹よりも)米麹が手に入りやすかったので、今回は“ひよこ豆の白みそ”を作ってみました
※“玄米みそ”のレシピでも、豆は好みなどによって大豆 or ひよこ豆を使用でき、また、(玄米麹ではなく)米麹を使用することで普通の米みそにアレンジができます。“ひよこ豆の白みそ”のレシピも同様に、大豆 or ひよこ豆を使用できるので、好みや用途に合わせて色々とアレンジが可能です!
また、“甘酒キムチ”にも興味津々です。使用予定の濃縮タイプの甘酒は、現在注文中なので💦…到着次第トライしてみようと思います!
家族みんながこの“甘酒キムチ”を気に入ったら、甘酒作りのための《ヨーグルトメーカー》の購入も検討しようかと…。
できればあまり物を増やしたくないので、ここは少し慎重です(笑)
幸いなことに、わが家の子どもは、年齢が上がるにつれて食物アレルギーが少しずつ減ってきました!
積極的に発酵食品を食卓に取り入れている効果がどのくらいあったのか?は分かりませんが、毎日少しずつでも発酵食品を摂り続けることは体に良い影響があると思うので、これからも継続するつもりです
本書は、発酵食に興味のある方におすすめのレシピ本ですので、良かったら手に取って見てみてくださいね!
今回の記事が、発酵食に興味のある方、健康的な食事をしたいとお考えの方、アトピー・アレルギーのお子さまをお待ちの親御さんなどの参考になれば幸いです♪