子どもを『本好き』に!おすすめのコツ《仕掛け絵本でワクワク編》

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子どもに本好きになってもらうための方法 “ちょっとしたコツ&できること” 』の内容を、2つの関連記事にてまとめてみました。

当ページを《絵本でワクワク編》として理由は、わが家の子どもが『絵本・本って楽しいなぁ~!』と感じてくれるようになった大きな “キッカケ” を与えてくれた『仕掛け絵本シリーズ』との出会いや、その内容を紹介しているからになります。

具体的には、わが家の経験談をもとに、乳幼児期に子どもが “おもちゃ” (の一種)として本に接し『ワクワク』した気持ちで本を使って遊ぶうちに、自然と『 絵本・本好きっ子』となっていく(いった)アプローチ方法をまとめてあります。

また、関連記事(《乳児~幼児期編》)の中で当ページの内容とリンクしている部分は、以下になります。

当ページは《乳児~幼児期編》記事にある10項目のうちの4)と5)についての内容です

関連記事

本ページはプロモーションを含みます当ページでは、『子どもに本好きになってもらうための方法 “ちょっとしたコツ&できること” 』をまとめてみました。おかげさまで幸いなことに、わが家はその想いを上手く実現へと導くことができました。そし[…]

子どもを『本好き』にする方法-10のコツ&できること《乳児~幼児期編》より、おすすめの『読み聞かせ』のイメージ
  1. 読み聞かせでリラックス
    [わが子をヒザの上に乗せて]
  2. 子どものペースで楽しみ
    [かけがえのない時を味わい心持ちで]
  3. 公共図書館をフル活用!!
    [プレイルーム有りの施設を探す]
  4. 仕掛け絵本もフル活用!!
    [おもちゃの一種として慣れ親しむ]
  5. シリーズ本で興味を継続
    [図書館行きたい!モチベーションに]
  6. 図鑑で興味の奥行きをUP
    [色んな○○があって楽しいね~]
  7. リテラシーで楽しみ倍増
    [ “あった~!” の楽しさを共有]
  8. 本と体験を結んで楽しむ
    [図鑑を持って公園や動物園・水族館へ]
  9. ダジャレやクイズは味方
    [次のレベルへのとても自然な入り口に]
  10. キャラクターも強い味方
    [難しそう・・を “面白そう” へ]


おすすめ仕掛け絵本-これが『本好きっ子』への扉を開いてくれました

わが家の子どもの場合、その大きな “キッカケ” を与えてくれた『絵本・本』は主に、以下の1冊の『仕掛け絵本」と1つの 『仕掛け絵本シリーズ』 でした。

エリック・カールさんの『はらぺこあおむし』

こちらのエリックさんの『はらぺこあおむし』は鉄板中の鉄板本なので、「わざわざ紹介してなくてもいいかな?」という気もしたのですが、わが家の子どもが本好きになった大きな “キッカケ” となった1冊であるのは事実なので、紹介させてもらいました。

いしかわこうじ さんの『これなあに? かたぬきえほん』シリーズ

当ページでは、そのうちの “いしかわこうじ さんの『かたぬき絵本』シリーズ” についてふれたいと思います。(関連記事《乳児~幼児期編》にある内容と重複する部分が一部あります。ご了解ください)

わが家の場合は、近所の図書館のプレイルームを “遊び場” として活用させてもらって楽しく遊んでいるうちに偶然、“いしかわこうじ さんの『これなあに? かたぬきえほん』シリーズ” に出会いました。

そして、その偶然の出会いが見事にわが子の、
“『 これ好き 』のツボ” を ギュ~っ と押してくれました!!

その出会いの前には実は・・・作者のいしかわこうじさんのことは知らなかったので(すみません・・)、今思うと本当に “幸運な出会い” でした。

いしかわこうじ さんの『これなあに? かたぬきえほん』シリーズより
『うみのいきものかくれんぼ』

ウチの子はまずは、シリーズの中でも特に、この『うみのいきものかくれんぼ』がお気に入りとなりました。そして、この『仕掛け絵本』に登場する “うみのいきもの” の中でも、“タツノオトシゴ” が特に気に入ったようでした。
タツノオトシゴって独特な形なので、抜き型のサワリ心地も印象的だったのでしょうね。

そして、そして・・
この体験が後の『 海の生き物好き→ 動物& 恐竜そして 昆虫も 植物もと続き → 生き物全般なんでも好き(見た目が恐い深海魚やヘビなどの爬虫類 なども)』にという流れになっていき、その延長線で『図鑑好き』へと発展しました。
そうした一連の流れによって、本好きっ子』への道 が大きく開けていったように思います。



シリーズ本で興味を継続 [図書館行きたい!モチベーションに]

“いしかわこうじさんの『これなあに? かたぬきえほん』シリーズ” には他に、以下のような多彩なラインナップがあり、幸いなことに近所の図書館にはそのうちの6~7種類ほどがありました。

《ラインナップ紹介》
どうぶつ いろいろ かくれんぼ
むし いろいろ かくれんぼ
くだもの いろいろ かくれんぼ
やさい いろいろ かくれんぼ
のりもの いろいろ かくれんぼ
おきがえ いろいろ かくれんぼ
しろくろ いろいろ かくれんぼ
どうぶつ もようで かくれんぼ
とりの もようで かくれんぼ
たのしいおもちゃ かくれんぼ
クリスマスの かくれんぼ
ハロウィンの かくれんぼ

こうした『シリーズ本』はある1冊に関心を示してくれると、シリーズの他の本にも同様の反応を示してくれる場合が多いので、子どもの興味の世界がドンドン広がっていく可能性がとても高いと思います。

先にもふれましたが、わが家の場合は、『海の生き物』を出発点として『生き物全般なんでも好きへと』興味が大きく広がっていくことの “キッカケ” を、このシリーズから頂けたように感じています。

また、

“シリーズ本が他にも色々とある” ということが、「今度は、○○のを借りに行こうね!」と、“次回の図書館再訪のモチベーション” の役目も果たしてくれていました。

さらに、

この “いしかわこうじさんの『かたぬき絵本』シリーズ” はどれも、 カラフル な色調の色(単色)が一面に描かれているページ(左側)の上に、対のもう一方の “かたぬき” が施されているページ(右側)をめくって重ねると、その抜き型の効果によって “新たな絵柄が現れてくる” 作りになっています。

その “ページをめくる” というプロセスが、「次は何の絵が出てくるかなぁ?」という『ワクワク感』を引き出し、子どもに『本って楽しい!!と感じさせるココロの動き・感動を、とても自然に導き出してくれていたように思います。

特にわが家の場合は、この『次はどうなのかなぁ? というワクワク感』が、後の “クイズ好き” の嗜好にダイレクトにつながっていったのではないかと、感じています。
作者のいしかわこうじさんに大感謝です!!

なお・なお、作者のいしかわこうじさんへ感謝の言葉をつづっているのはわが家だけではなく、   Amazon のレビューの中にも、以下のようなメッセージを書いている方もいらっしゃいます。
(以下、アマゾンの『うみのいきものかくれんぼ (これなあに? かたぬきえほん)
』ブックレビューより一部を抜粋&引用)

【引用記事内容】
 
陽子さん

評価: 5つ星のうち5.0買って損なし!2018年4月9日
形式: 単行本Amazonで購入
自閉症スペクトラムの1歳10カ月の息子。
今まではどの発語を促す系の絵本を読んでも関心を示してくれず、絵本はページをめくるだけ、仕掛けを触るだけでしたが、このシリーズの絵本は違いました。(中略)
この絵本は他の絵本と違い、仕掛けを何度もめくっては型抜きを触り型を確認したり、色を見て指を指したり声をあげたりして喜びました。
この絵本のお陰で、息子は他の絵本では何度読んでも理解出来なかった(関心がなかった?)ネコを数日で理解し、ネコはどれ?と聞いて指を指して答えるようになりました。
我が家はこのシリーズに出逢えて本当に良かったです。(後略)


最後に、この『かたぬき絵本』シリーズの おすすめポイント” をもう1点。

このシリーズはいずれも、ボードブック” というタイプの厚手の用紙が用いられている絵本ですので、とっても丈夫です
その点も含め、0歳から3歳ぐらいまで、なが~く使うことができる絵本としても “おすすめ” です。

 


まとめ-『子ども・わが子に合う』ことが大切

当記事では主に、“いしかわこうじさの『かたぬき絵本』シリーズ” を紹介し、そのラインナップのいくつかを取り上げさせてもらいました。

この記事の先でふれさせてもらったように、わが家の子どもにとって、このシリーズとの出会いは『 宝物 となりました。

“アマゾンのブックレビュー” から抜粋紹介させてもらった “陽子さんのお子さん” にとっても、この『かたぬき仕掛け絵本シリーズ』との出会いは大きな転機になったようです。

このシリーズの『かたぬきの仕掛け』には、(ウチの子に限らず)“小さな子どもの目と手(触覚)” にとって、とても魅力的な何か “ 魔法のような力 ” が秘められているのかもしれませんね

さてさて、実際のわが家の経験からおすすめ仕掛け絵本シリーズ』を紹介させてもらいましたが、当記事でも関連記事の《乳児~幼児期編》へのほうでもふれさせてもらっているように・・
大切にしていただきたいのは皆さんの子ども・わが子の好み』です。

ぜひ、様々な『仕掛け絵本』に親子で一緒にふれてみて、『子どもの好みの本』 を見つけてあげてください
そして、
その1冊が “シリーズ本” であれば、ぜひ、シリーズの中の他の本にも接してみてあげてください。(シリーズではない場合は、同じ絵本作家さんの他の本で)

皆さんのお子さんの『絵本・本への興味』が広がって、『 絵本・本好きっ子』となることに、当記事が少しでもお役に立つことを願ってます。